“青い刻”

会期:2020年10月21日(水)〜27日(火)
※最終日は午後5時閉場
会場: 大丸京都店 6階美術画廊

“Door”は、インスピレーションの源であるヴェネチアに繰り返し訪れる中から生まれた。2011年早春、運河沿いに建つ古い館の扉を描いている時に、その扉から人が出たり入ったりするイメージが湧いた。画家として生きていくことで、先の見えない未来への不安と新しいものを創造する苦しさがつきまとい、それらは幾度となく重く堅い扉となって立ちはだかり悪戦苦闘していた。
“扉をこじ開け、勇気の一歩を踏み出す”という強い思いが作品に昇華した。
今展では、10人十色の境遇からの勇気の一歩を表現した。
閉塞感の中で生きている人に送りたいメッセージが“Door =扉”の絵画である。
心の扉を開放するきっかけになれば幸いです。

新作の風景画と、薔薇など花の絵も併せて展示いたします。

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